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.真実の声に世界が反応! ベルリン国際映画祭で見えた日本映画の今

nikkei TRENDYnet 3月22日(木)11時8分配信

世界的な経済危機からの各国の回復が望まれる中、今年もベルリン映画祭が開催された。東日本大震災復興支援から1年、注目されたのは震災関連のドキュメンタリー作品。しかし一方では、定番のアニメに加えて、歴史物、サブカルものなどの作品がヒットの兆しを見せている。

寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞したり、山田洋次監督が特別功労賞を授与されたり、また瀬々敬久監督が国際評論家連盟賞を受賞したりと、ここ数年華やかな話題を振りまいてきたベルリン国際映画祭。今年は、東日本大震災がテーマのドキュメンタリーが注目を浴びたが、マーケットにおいては歴史ドラマやアニメなど日本が得意とするジャンルの人気が高かった。

今年の日本映画上映作品の焦点は震災

 まず上映作品では、フォーラム部門において船橋敦監督の『Nuclear Nation』、藤原敏史監督の『無人地帯』、岩井俊二監督の『Friends after 311』という震災をテーマにした3本のドキュメンタリーが話題になった。三者三様の手法はとっているものの、どれも日本の大手マスコミが踏み入れなかった領域に足を踏み入れ、個人的な視点で震災を捉えた点に共通点がある。

 「今年3月11日までには完成させたいと思っていましたが、ラフカットの状態でベルリン映画祭にエントリーしたところ、主催者側から『テーマの強さ、内容の重さからぜひ上映したい』と言われました」と語ったのは船橋監督。福島第一原発のある双葉町の住民の避難生活を追いながら、原発問題を被害者内部から考察する映像がベルリンで大反響を呼んだ。

 「世界に向けてこの作品を発信したいというのは最初からありました。日本のメディアは、どこかしら(政府関係者から)牛耳られているところがあって『警戒地域に入って取材してはいけない』と言われればそのまま従う。社員の安全性から、というのが大手マスコミの言い分であったりするわけです。でも国民は警戒地域で何が起こっているのか知る権利もあると思うのです。例えば自主独立系のジャーナリストがそれを取材しようとすれば、今度は正規のマスコミではないから政府や東電からの許可が下りない。そんな状況があるわけです」と語る船橋監督の言葉には熱がこもっていた。上映会では、ベルリン入りする予定だった双葉町町長が映画祭の観客に送った特別メッセージの映像が流れると、観客から拍手が沸き起こった。

注目されたのは世界的視野を持った邦画

 同じく福島原発に地震の40日後に、いわき市など原発30km付近の被災地に2人のクルーと足を踏み入れ、そこで出会った住民との会話をカメラに収めたのは藤原敏史監督。

 「人が長い間、生活し続けてきた場所である、という視点がテレビにあふれるマスコミの震災報道には欠けていたと思いました。これじゃ駄目でしょうと思ったのです」と、藤原監督は自ら震災のドキュメンタリーを制作することにした動機を明かした。「上映後の質疑応答では、『東北人の冷静さが立派である。しかし、なぜ彼らに怒りがないのか?』といった問いかけがあった。それは東北の人に素朴な、人間的な賢さがあるからだと思うのです。東京だったら違っていたのでは?」と説明する藤原監督。『無人地帯』の抒情的な映像には、そんな彼の気持ちが込められている。英語ナレーションが入っているが、これはカナダ在住の、英語を母国語としない女性を起用し、世界の観客と日本の間にある距離感をあえて大切にしたと言う。

 「世界の観客を意識する。それは映画作りの当たり前の前提、それこそが映画を作ることだと思います。また原発が現代文明の問題である以上、日本国内だけで語り合うべきものでもないでしょう」と、藤原監督は続けた。本作はフランスとの合作。セールスエージェントはフランスで、そこから世界に向けてこの作品を売り込んでいく予定だ。

 藤原監督にしても前述の船橋監督にしても、米国で生活しながら映画作りを学んだ経験を持つ。2人に共通するのは、英語を自由に操りながら、日本内の規制にとらわれず、映画を自己表現の手段としている点だ。現代日本人の抱える震災という現実を、自分なりの視点で妥協なしに描いている。国際映画祭はそんな日本の映画を欲しているのだろう。

アニメはもちろん、優れた作品は世界に通用する

 映画祭と同時開催されたヨーロピアン・フィルム・マーケット(EFM)は、昨年に引き続き右肩上がりとなった。総参加者数は世界100カ国から8000人にも及び、前年比15%増。1739人のバイヤーに向けて、39ある試写室で760本(内31本が3D)、1138回の新作映画の試写が催された。

 「ベルリンのEFMは、欧州のお客様に会える場。アジアからのバイヤーも多いんですよ」と話してくれたのは、東宝映像本部国際部の渡辺昌蔵部長。最も人気が高かったのは『フレンズ もののけ島のナキ』、日韓で大ヒット中の3DCGアニメ作品だ。ロシア、バルト3国、スペイントルコでの配給が即座に決まり、フランス、ドイツイタリアの業者とも交渉に入った。

 昔話「泣いた赤おに」を題材にしたこの作品は、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『ALWAYS三丁目の夕日'64』を手掛けた山崎貴監督が盟友・八木竜一監督と共同で手掛けた挑戦作。主人公の声を演じたのはSMAPの香取慎吾だ。スタジオジブリの世界的な成功もあってか、世界は、優れたアニメ作品をアニメ先進国である日本に求めているようだ。「3Dかどうかにこだわるのは中国くらいでしょうか。今では3Dへの関心は収まりましたね」と渡辺部長は語る。

 また、東映の作品では、現在日本でもヒット中の『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実 -』が大好評だった。ドイツ、イギリス、北欧、南米などの国での配給が即座に決まったと言う。

 「日本がなぜ二次大戦に加わることになったのか、歴史的な背景がしっかりと語られている点などが欧米マーケットにアピールしたのでしょう」と国際営業部営業室の大久保忠幸課長は分析する。二次大戦における日本の功罪を一面的に責める姿勢が薄れ、あまり知られていない史実に目を向けようという姿勢が映画の世界に生まれつつあるのだろう。

 三池崇監督の『十三人の刺客』や『一命』なども近年ヨーロッパ各国で成功しており、日本人にしか理解できないと思われていたジャンルでも、優れた作品であれば海外でも十分に通用するということが証明されている。邦画の海外進出は、この方面でも希望が持てそうだ。

増えるヨーロッパの日本サブカルファン

 東宝のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』もなかなか好評だった。ヨーロッパでは日本のサブカルチャーやアイドル文化に対する関心が高まってきており、フランスやドイツ、イギリスでサブカルのイベントを開催するとどこも大盛況、ヨーロッパにおけるファン層が着実に拡大してきている。フランスやスペインなどのバイヤーからは「AKB48は知らないけれど、ぜひ作品を見せてほしい」との要望があったとのこと。このマーケットは海外で拡大していく可能性を大いに秘めていると言える。

 また11月に東京映画祭招待作品としてプレミアが行われた東映の『ハードロマンチッカー』も反応が良かった。これは在日韓国人2世グ・スーヨン監督の自伝的作品で、下関を背景にしたバイオレンスドラマ。アクション、バイオレンス、ホラーにまたがるこのジャンルは、ドイツやイギリスでオタク系の男性ファンによって支えられており、東映だけでなく日活なども『SUSHI TYPHOON』シリーズを立ち上げている。サブカルチャーのアイドルと同様、こちらも海外でのマーケット拡大が期待できるジャンルだ。

(文/高野 裕子)

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この記事を読んで、日本映画が世界で認知され、さらに人気が高まっていることを知った。
それも震災関係のドキュメンタリーから、歴史、アニメ、サブカルチャー、アイドルなどと様々なジャンルである。
学生の頃は私も邦画よりはハリウッド映画!と思っていたのだが、この記事の中だけでも気になる映画がいくつもあった。
特に震災のドキュメンタリーはぜひ見てみたい。

By MT
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Date: 2012.03.26 Category: 未分類  Comments (0) Trackbacks (0)

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