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「優秀さ」こそが弱点

2012.4.10 08:16 産経ニュース

先日、知り合いの経営コンサルタントから、韓国・サムスングループの社長と会ったときのエピソードを聞き、世界を席巻する勢いの源泉が垣間見えた気がした。

 「苦戦続きだった中東地域である機能を新たに付加した携帯電話がバカ売れしました。何をつけたか分かりますか」。社長はいきなり、こう切り出してきたという。

 答えは「磁石」。どこにいても常に、イスラム教の聖地メッカの方角が分かるような仕組みになっている。中東地域で圧倒的多数を占めるイスラム教徒は1日5回、決まった時間にメッカの方角に向かって礼拝するため、この携帯は非常に重宝がられたのだ。

 “クイズ”はまだ続いた。

 インドで富裕層向けの大容量冷蔵庫を発売したが、当初はパッとしなかった。ところが、あるモノをつけたところ、一気に売れ出したという。これの答えには、思わず苦笑させられたのだが、正解は「鍵」。メイドらが“無断拝借”するのを防ぐためだとか。そのほかにも、中国の農村地域では服だけでなく野菜も洗える洗濯機が人気を集めているという。

 現地に入り込んだ戦略のすごみは感じたものの、社長の自信満々ぶりに、知り合いは「(日本は)技術で負けていないと思うだけに気分が悪かった」と話すのだが、返す刀で日本のものづくり企業のネックは「技術者」と言い切る。

え、どういうことと思ったが、理由を聞いて納得した。

 日本製品はどこよりも優れているというプライドを持っているから、「どの製品にも最高の技術を盛り込みたがり、消費者に近い販売現場からの意見を聞かない」のだという。

 もともと、日本は先を行く欧米の背中を追いかけ、ものづくりの技術を磨いてきた。市場も欧米が中心で、新たな機能を盛り込むほど売れた時代はあった。だから日本企業は、技術開発をすべてに優先させてきた。

 しかしいま、急速に存在感を増しているのは未成熟な新興国の市場である。そこで重要なのは、より進んだ技術を開発する競争ではないのは確かだ。いままでのように他社がたどり着けない「頂上」を目指すのではなく、ふもとに広がる未開のフィールドに踏み込んでいく大転換が求められている。

 震災以降、衰退を受け入れようという「下山の思想」が広がっているが、そうではなく、別の高みを目指すために、一度は下りてみることも必要ではないか。(大阪経済部長 佐藤泰博)

*********************

確かに、日本の電化製品等はどんどんすばらしい機能を追加し、国際見本市等でもその技術が垂涎の的である。
しかし、実際の販売地域となる新興国ではそれが受け入れられるのだろうか。
サムスングループの社長からまさに的を得た回答が得られた。
それぞれの市場のニーズに合った商品でなければ、いくら高水準、高技術の製品でも売れないのである。
技術力に奢らず、消費者の立場に立つことがヒット商品を生み出すカギとなりそうだ。

By MT
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Date: 2012.04.11 Category: 未分類  Comments (0) Trackbacks (0)

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