FC2ブログ
プロフィール

翻訳チーム

Author:翻訳チーム
外国人及び外国語の総合商社
株式会社 ビーコス
翻訳チームオフィシャルブログ

リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Date: --.--.-- Category: スポンサー広告   

米中間でバランス保つ タイ「微笑みの外交」

WEDGE 5月25日(金)12時27分配信
 4月末にタイ国防相が陸・海・空軍のトップを伴って訪中したことについて、バンコクポスト5月3日付けで、同紙のWassana Nanuam軍事問題担当記者が、これはタイが米中間でバランスを保つためにも、タイ=カンボジア国境問題について中国側の理解を得るためにも役立つ、一石二鳥の作戦だ、と評価しています。

 すなわち、この15年間で初めて、タイ国防相と陸海空司令官がチームとして中国を訪れたが、これについて、あるタイ国防省高官は、「タイが中国を重視していることを中国側に伝えたかった。中国は近しい親類、米国は近しい友人であり、どちらかを選ぶということはできない。また、勢力均衡のためにもタイは全ての超大国と緊密な関係を維持する。ただ、現状では、遠くの友人より近い親類と緊密な関係を持たざるを得ない」と言っている。

 従来、タイ軍は米国と関係が深かったにも関わらず、タイ国防相が、「このようなチームが訪問するのは中国だけだ」と言ったことは、中国を十分満足させただろう。

 他方、タイ側には、北京とプノンペンの深い関係を知っているだけに、カンボジア国境問題について中国側の理解を得たいという思惑があった。それに、インラック首相は、武器の輸入先を多様化しようとしており、現にヘリコプターは中国から輸入することを考えているようだ。ただ、軍は英、仏製の方を好んでいる。また、中国の潜水艦にも興味を示しているが、軍はドイツ技術の方を好んでおり、さらに、将来の維持コストなどを考えて慎重だ。

 むしろ、今回の訪問の一つのメリットは、国防相と軍指導者が旅行の間、寝食を共にすることで親密になり、タイ政府と軍の間の意思疎通が良くなったことだろう、と言っています。

 * * *

 これはいかにもタイらしい外交です。一見インラック=タクシン政権が米国離れして中国にすり寄っているようですが、それはあまり深刻に捉えなくて良いのではないかと思われます。

 タイの外交は、一言で言えば、人の気をそらさない「微笑みの外交」であると同時に、決して負担になるほど深く捲き込まれない、距離を置く外交です。それは伝統に深く根ざした国民性から来るものでしょう。

 大東亜戦争中、タイは米英に対して宣戦布告しながら、大東亜会議にはピブン首相は出席しませんでした。また、チャチャイ政権の時は、中国の南沙群島進出に際して、日タイ共同海軍演習でこれに対抗することを主張しながら、日本が集団的自衛権を行使できず、動かないと見ると、対中接近を始めました。柔軟に態度を変えながら、その変えた方向にも深くコミットしないで、行動の自由を留保するのがタイ外交の特徴です。確かに、インラック政権の背後にいるタクシンは中国に対して好意的だとして知られていますが、彼も中国に具体的にコミットする事はあまり無かったようです。

 つまり、タイは中国にもある程度以上は深く踏み込まないのではないかと思われます。今回のことも、それほど気にすることはないでしょう。

著者:岡崎研究所

***********************

これを読んでタイの外交の上手さを感じた。
日本政府は政党のためではなく、国民のため、国益のために「微笑みの外交」をすることができるであろうか。

By MT
スポンサーサイト
Date: 2012.05.26 Category: 未分類  Comments (0) Trackbacks (1)

この記事へのコメント:


管理人のみ通知 :

トラックバック:


>>まとめtyaiました【米中間でバランス保つ タイ「微笑みの外交」】 from まとめwoネタ速neo
WEDGE 5月25日(金)12時27分配信 4月末にタイ国防相が陸・海・空軍のトップを伴って訪中したことについて、バンコクポスト5月3日付けで、同紙のWassana Nanuam軍事問題担当記者が、これはタイが米中間でバランスを保つためにも、タイ=カンボジア国境問題について中国側の?... >READ

2012.05.27

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。